世界平和芸術家協会では、震災後の復興支援への取り組みを進めてまいりました。今後も継続して支援活動を行ってまいります。ここでは、その一部をご紹介いたします。
2011年7月7日から10日まで、新宿ヒルトンホテル地下1階「ヒルトピア アートスクエア」に於いてチャリティ展覧会「東日本大震災復興支援チャリティ展─芸術から広がる支援の輪─」を開催いたしました。会場には同展覧会の趣旨に賛同した53名の芸術家の作品に加え、原発事故により避難生活を余儀なくされている福島県双葉町の子どもたちと、編入先である埼玉県加須市立騎西小学校の子どもたちの絵が展示されました。なお芸術家の皆さまからのご厚意と、来場者の皆さまから寄せられた募金は、支援金として日本赤十字社並びに被災地で活動する復興支援NGO法人へ寄付いたしました。
2012年1月12日から14日まで、新宿パークタワー1階「アトリウムホール」に於いて、東日本大震災遺児支援展覧会「第3回世界平和芸術家協会展─アートに携わる私たちができることをひとつずつ─」を開催いたしました。この展覧会では、震災遺児支援に賛同していただいた芸術家89名の作品が展示され、新宿パークタワーのエントランスに隣接した会場は、ビジネスマン、OL、外国人の方など多種多様な方々が来場されました。参加していただいた芸術家の方々並びに来場者の方々からお寄せいただいた支援金は、震災遺児を支援する「あしなが育英会」へ寄付いたしました。
昨年に引き続き東日本大震災遺児支援を目的に開催された「世界平和芸術家協会展─アートに携わる私たちができることをひとつずつ─」。2013年は1月19日、20日の2日間、東京スカイツリータウン「ソラマチ」で行われました。開催趣旨に賛同し作品を出品していただいた芸術家の方は昨年から増え100名余となり、展覧会場は全国から訪れた観光客の方が多数来場されたことで大盛況となりました。参加していただいた芸術家の方々並びに来場者の方々からお寄せいただいた支援金は、震災遺児を支援する「あしなが育英会」へ寄付いたしました。
新春恒例の大型展覧会として定着した「世界平和芸術家協会展」。2014年も東日本大震災遺児支援を目的として東京・シアター1010で開催されました。同展の趣旨に賛同していただいた芸術家は過去最高の114名となり、シアター1010のある千住ミルディス、北千住マルイの買い物客や隣接する劇場の公演帰りの方などが観覧に訪れたこともあり多くの来場者で賑わいました。また、今回から一般公募部門が新設され新進気鋭の芸術家25名の作品が並び、バラエティに富んだ展覧会となりました。参加していただいた芸術家の方々並びに来場者の方々からお寄せいただいた支援金は、震災遺児を支援する「あしなが育英会」へ寄付いたしました。
芸術活動を通じて様々な活動を行ってきた世界平和芸術家協会の第6回展は、昨年に引き続き東京・シアター1010で開催されました。2015年は東日本大震災遺児支援を目的としたチャリティ展とともに、終戦から70年という節目の年、学童疎開船を語り継ぐ会の協力のもと、「戦後70年・平和への祈り」をテーマに、対馬丸をはじめ学童疎開船に関する貴重な資料・写真等が展示されました。参加していただいた芸術家の方々並びに来場者の方々からお寄せいただいた支援金は、震災遺児を支援する「あしなが育英会」へ寄付いたしました。
2016年春、桜の季節に東京・シアター1010で開催された「第7回世界平和芸術家協会展」。同展の趣旨に賛同していただいた芸術家は過去最高の120名となりました。会場は春のぽかぽか陽気のなかショッピングを楽しむ家族連れなども訪れ、多くの来場者で賑わいました。参加していただいた芸術家の方々並びに来場者の方々からお寄せいただいた支援金は、震災遺児を支援する「あしなが育英会」へ寄付いたしました。
毎年恒例となった震災遺児支援チャリティ展「世界平和芸術家協会展」。8回目となる同展は昨年に引き続き東京・北千住のシアター1010で開催され、約110名の芸術家の秀作が展示されました。余寒厳しい2月の開催でしたが会場はショッピングを楽しむ家族連れなどが訪れ、連日多くの来場者で賑わいました。参加していただいた芸術家の方々並びに来場者の方々からお寄せいただいた支援金は、震災遺児を支援する「あしなが育英会」へ寄付いたしました。
9回目の開催となった震災遺児支援チャリティ展「世界平和芸術家協会展」。昨年は2月の開催でしたが、今展は再び春爛漫の4月の開催となり、うららかな陽気のなか会場の東京・北千住のシアター1010には、ショッピングを楽しむ方々が連日訪れ大盛況となりました。参加していただいた芸術家の方々並びに来場者の方々からお寄せいただいた支援金は、震災遺児を支援する「あしなが育英会」へ寄付いたしました。
桜の季節に開催された震災遺児支援チャリティ展「世界平和芸術家協会展」。10回目の記念展は東京・文京区の名刹、大本山 護国寺で開催されました。江戸時代から続く歴史と伝統が芸術作品と融合し、会場は厳かな雰囲気の中にも熱気があふれ、大盛況の展覧会となりました。参加していただいた芸術家の方々並びに来場者の方々からお寄せいただいた支援金は、震災遺児を支援する「あしなが育英会」へ寄付いたしました。
初の秋開催となった震災遺児支援チャリティ展「世界平和芸術家協会展」。本来は4月開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮し、9月へ延期となりました。会場では来場者へのアルコール消毒や体温計測が徹底されるとともに入場者数の制限が行われるなど、厳格な感染防止対策がとられました。そんな厳戒態勢の展覧会でしたが、多数の来場者の方々にご協力いただき無事開催することができました。参加していただいた芸術家の方々並びに来場者の方々からお寄せいただいた支援金は、震災遺児を支援する「あしなが育英会」へ寄付いたしました。
東京・六本木の国立新美術館で開催され過去最大規模の大型展覧会となった震災遺児支援チャリティ展「世界平和芸術家協会展」。本展におていも新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮し、アルコール消毒や体温計測など徹底した感染防止対策がとられ、観覧に来られた方々にご協力いただき無事開催することができました。参加していただいた芸術家の方々並びに来場者の方々からお寄せいただいた支援金は、震災遺児を支援する「あしなが育英会」へ寄付いたしました。
「アートに携わる私たちができることをひとつずつ…」をコンセプトに震災遺児チャリティ展として開催されている世界平和芸術家協会展。第13回展は2023年5月、東京・六本木の国立新美術館で「平和を祈るアートの祭典〜美の集結・Peace to the World in Tokyo 2023〜」と題し、3月の國美藝術家協会展(東京都美術館)との合同企画として開催されました。出品点数は200点を超え、5月の爽やかな気候に誘われて会場には連日多くの観客が訪れ大盛況の展覧会となりました。参加していただいた芸術家の方々並びに来場者の方々からお寄せいただいた支援金は、震災遺児を支援する「あしなが育英会」へ寄付いたしました。